利用数が保有数を超えない管理

 ライセンスコンプライアンスとは簡単に言えばソフトウェアの利用数が利用可能数を超えない様に組織を統制するという事です。

ここでよくある勘違いとして、ライセンスが余っているから大丈夫と思い、安易にソフトウェアをインストールしてしまう事です。もちろんライセンスを保有しているのであれば、許諾条件に従ってインストール、アンインストールする事は問題ありません。だだし、この許諾条件が問題です。

使用許諾条件に従うとは、ライセンスに記載された条件の通りに利用し、それを合理的に説明できる状態を言います。ソフトウェアの名前だけでライセンスがあると考える事は出来ません。利用するライセンスの許諾条件を逸脱しない利用が求められます。

この様な管理を実践する為には管理体制の構築、規定類の策定、管理システムの導入をバランスよく実施する事が重要です。ソフトウェアの利用についてはライセンスを把握している管理者の承認を得てからインストールするなどの対策が有効です。

目指す管理の状態

ライセンスコンプライアンス対策に有効な管理状態をご紹介します。

管理の基準となる各種規定類の作成を上位規定と整合性を取りながら作成する。

組織のあるべき状態が記載された各種台帳を整備する。

現在の利用状態を把握するためにインベントリ収集を行う

取得したインベントリと台帳を照らし合わせ、あるべき状態ではない資産を発見し、是正する。

ソフトウェアリストを用いて組織で利用できるソフトウェアの統制を掛ける。

発見された問題点は随時是正を行い、必要であれば次年度の改善計画に盛り込み改善する。